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西垣 仁美 教授

【最終学歴】

1986年 日本大学大学院芸術学研究科文芸学専攻修了

【主な担当科目】

写真作家作品研究Ⅲ/Ⅳ・写真基礎演習III・ゼミナール・写真芸術学・写真特別講座(オムニバス)

 

 

▼教育方針と内容

【写真基礎演習Ⅲ】

写真制作をするうえで、何を表現していくのか、そのためのテーマ設定などを考える時間である。授業では豊かな発想を身につけられるような課題テーマを設定する。また現代の中心に近代以降の多くの作品に触れ、ディスカッションすることで幅広い写真表現を身に付けられるように心がけている。

【ゼミナール】

卒業論文・制作にあたり、自己の写真に対する考えを明確に持ち、自分の作品について語れるように、各自、興味のある写真家の作品研究、及び写真展、写真集の鑑賞を求める。授業では「写真」に関する様々なテーマでディスカッションを行い、各自の写真に対する考えを深めることを目標としている。

 

 

▼研究/創作/領域・業績

近代写真および現代写真の思潮、作品、写真家の研究。

研究活動が主で、創作活動は副と考えてはいるが、創作も続けている。花の写真や自然の写真を中心に撮影している。

 

 

<創作>

あじさい会写真展(1984-2021)

芸術学部紀要創作篇に作品発表(1987-2021)

 

<評論>

「2020年写真の動向」10写真芸術(2021)

2006年より毎年、写真芸術の項目を日本写真学会誌に執筆

 

 

<論文>

「マン・レイの写真作品における現代性の考察」(2008)

「建築家・山脇巌の写真に関する試論」(2015)

 

<報告>

「写真表現の可能性 –日本における21世紀初頭の現状分析からの予測的考察−」(2014)

 

<出版>

『写真の百科事典』(共著)朝倉書店(2014) 

『50冊で学ぶ写真表現入門』(共著)日本カメラ(2019)

『「超」写真表現力 カメラワークの新思考法』(共著)(2019)

 

【社会活動】

日本写真芸術学会理事/日本写真学会会員/日本映像学会会員/日本写真協会会員