河西宏樹「Life」 2019年度芸術学部長賞【2/3】

- [作者]
- 河西宏樹
- [作品]
- 「Life」
- [作者コメント]
- 千種を優に超える動植物たちと共に暮らし、何千年も眠っていたかと思えば一度の爆発で消えてしまう。八ヶ岳連峰は120万年という長い年月の中で、噴火や山体崩壊を繰り返して姿を大きく変えてきた。そこには私たちの考える物や時間のものさしでは到底及ばないスケールがある。これは、山に流れている時間や力の強さ、そこに集う生き物たちを、ほんの少しだけ切りとり集めた「山の日常」のアルバムである。
- [受賞]
- 2019年度芸術学部長賞
- [審査評]
- 2年の間に35回も八ヶ岳に登り撮影した約10万カットの中から選ばれた珠玉の作品である。八ヶ岳全域を春夏秋冬撮影し、定点観測したものも入っている。山小屋での人々の営み、登山者たちの姿も加え、多様な角度から八ヶ岳そのものの日常の時間を切りとっており、四季折々の風景や月の光を利用して撮られた作品は神秘的な美しさをもち、地道な努力の積み重ねがスケールの大きい作品として結実した優れた作品として評価された。
- [受賞]
- 2019年度芸術学部長賞
- [作品展示について]
- 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、 芸術学部写真ギャラリーでの受賞記念展覧会の日程は未定となっております。 決定次第、本ホームページにて発表致します。
- このページでは全作品59点の内27~52点を公開しています。
1~26はこちらからご覧ください。
53~59はこちらからご覧ください。

2年の間に35回も八ヶ岳に登り撮影した約10万カットの中から選ばれた珠玉の作品である。八ヶ岳全域を春夏秋冬撮影し、定点観測したものも入っている。山小屋での人々の営み、登山者たちの姿も加え、多様な角度から八ヶ岳そのものの日常の時間を切りとっており、四季折々の風景や月の光を利用して撮られた作品は神秘的な美しさをもち、地道な努力の積み重ねがスケールの大きい作品として結実した優れた作品として評価された。