中野優太「Water topography」 2019年度芸術学部奨励賞


中野優太「Water topography」    2019年度芸術学部奨励賞
[作者]
中野優太

[作品]
「Water topography」

[作者コメント]
水の循環がその空間にもたらす事象を一枚に定着することで、(認識できない)その土地の地形を想起させる。この作品は身近に存在する認識できない別空間で起きている出来事や時間を、水を通して視覚化するためのものである。それとともに、そこに立ち現れる見えない力や要素を認識できる標本でもあり、またその土地と鑑賞者とのつながりを持つための装置でもある。

[受賞]
2019年度芸術学部奨励賞

[審査評]
雨降る国、日本。雨の恩恵により豊かな土壌が育まれている一方で、近年の温暖化によるゲリラ豪雨や台風の増加は深刻な問題にもなっている現在、雨やその現象や循環という観点に着目することによってそれらを可視化した作品である。近年の台風19号の際に起きた土砂崩れによって作者自身の住む家の裏山が一夜にして地形が変わってしまったことが、雨の威力や現象について実感するきっかけになった。サイアノタイプの手法をとることで、作者自身の手を一切加えることなく、雨の現象がそこには定着されており、忍耐強く丁寧に続けた作品である。まさに「雨」という自然現象が描き出すドローイングでありながら、水の視覚化を試みた作品でもあり、技術・内容ともに優秀な作品として評価された。

[作品展示について]
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、 芸術学部写真ギャラリーでの受賞記念展覧会の日程は未定となっております。 決定次第、本ホームページにて発表致します。
重要

雨降る国、日本。雨の恩恵により豊かな土壌が育まれている一方で、近年の温暖化によるゲリラ豪雨や台風の増加は深刻な問題にもなっている現在、雨やその現象や循環という観点に着目することによってそれらを可視化した作品である。近年の台風19号の際に起きた土砂崩れによって作者自身の住む家の裏山が一夜にして地形が変わってしまったことが、雨の威力や現象について実感するきっかけになった。サイアノタイプの手法をとることで、作者自身の手を一切加えることなく、雨の現象がそこには定着されており、忍耐強く丁寧に続けた作品である。まさに「雨」という自然現象が描き出すドローイングでありながら、水の視覚化を試みた作品でもあり、技術・内容ともに優秀な作品として評価された。

数量:

おすすめ情報

最近チェックした情報

  • 最近チェックした商品はありません。